クラブ・ラウンジのホステスが接客に役立つゴルフ用語辞典
クラブ・ラウンジに来店するお客はゴルフが好きな人が多いです。
ゴルフを全く知らない女の子が「客がゴルフの話しばっかしてくるけど全然意味がわからない」的な事を言っていましたので、こんなものを作ってみました。
用語集
ゴルフとは
パー
バーディ
イーグル
アルバトロス
ホールインワン
ボギー
ダブルボギー
トリプルボギー
パット・パッティング
アプローチ
OB
バンカー
フェアウェイ
ラフ
アゲインスト
フォロー
カップ
ピン
グリーン
ホール
ニギる
スクラッチ
19番ホール
スライス
フック
ハンデ
シングル
スクラッチプレイヤー
アベレージゴルファー
INスタート・OUTスタート
ゴルフクラブ
《それぞれのクラブ解説》
ゴルフとは |
各ホールでカップインまでの打数が決められていて、その打数に対していかに少ない打数でカップインさせるかを競う競技。 1コース18ホールで、パー3のホール4個(12打)、パー4のホール10個(40打)、パー5のホール4個(20打)の三種類のホールから成り、18ホール合計で72打がイーブンとなる。(パー70、71もある)14本のクラブを状況によって駆使して、72打に近い打数または72打以下でホールアウトする事を目指します。 |
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パー | イーブンの事。-と表記されます。パー4のホールであれば4打でカップインする事をパーと言う。ジジイがパーで上がったら「 ナイスパー!!」って言ってやってください。。。 |
バーディ | マイナス1の事。◯と表記されます。パー4のホールであれば3打でカップインする事をバーディと言う。ゴルフはいかに少ない打数で上がるかを競う競技なのでバーディは素晴らしいです。素人はマグレでしかバーディを取れません。。ジジイがバーディを取ったら「ナイスバーディー!!!!◯◯さんカッコイイ~!!」って言ってやってください。 |
イーグル | マイナス2の事。◎と表記されます。パー5のホールで3打でカップインする事をイーグルと言います。そうとうスゴイ事です。素人なら事故や偶然でしかありません。まず出る事は無いと思います。絶対に無いですが、もしジジイが取ったら「 ナイスイーグルゥ~!!!カッコイイ~!!」って抱き着いてハグしてあげてください。 |
アルバトロス | マイナス3の事。パー5のホールを2打でカップインする事。奇跡です!!ダブルイーグルと言ったりもします。まず間違いなく出ません。安心してください! |
ホールインワン | マイナス2の事。基本的にパー3のホールでしか出ません。(短いパー4ならあり得る)パー3の1打目でカップインする事。奇跡です!!ただ、パー3は距離が短く、アイアンで打つので以外にあり得ます。。アルバトロスよりは出やすいです。コンペなどでホールインワンを出すと、皆にお祝いで粗品などをプレゼントしなければなりません。結構な出費となってしまうので「ホールインワン保険」と言う物があります。これもまず出ないと考えていいです。 |
ボギー | プラス1の事。パー4のホールを5打でカップインする事をボギーと言います。素人はボギーが取れれば万歳!!って感じです。ちょっと上手い人なら18ホールでボギーが一番多くなります。基本的にナイスではないので、何も言わなくて大丈夫です。ただ、とんでもなく長いパットを入れたり、グリーン周りからのアプローチを直接カップインさせてボギーだったら、それはナイスボギーになりますので、抑え気味に「ナイスボギー!!」って言ってあげてください! |
ダブルボギー | プラス2の事。パー4のホールであれば、6打でカップインする事。みんなダボって言います。素人だとこればっか出ます。全然ナイスじゃないので何も言わなくて大丈夫です。 |
トリプルボギー | プラス3の事。パー4のホールであれば、7打でカップインする事。みんなトリって言います。トリは最悪で、本人も落ち込んでいると思うのでそっとしてあげてください。 |
パット・パッティング |
グリーン上で穴に入れる為に転がすクラブ。ゲートボールみたいなやつです。 社長室などで社長が、マットを敷いて転がして穴に入れる練習をしているあれです。 |
アプローチ | ホール(穴)の近くにボールを寄せる為の距離の短いショットの事です。転がしたり、フワッと優しくボールを上げたりします。ホールに近づければ近づける程、1パットで穴に入れれる確率が上がりますので大事なショットと位置付けられています。 |
OB |
オービー。アウトオブバウンズの略。2打罰、プラス2打加算されてしまうペナルティの事。ホール(コース)の外にボールが出てしまう事。ホールの境目には白杭が立てて合って、その外にボールが出てしまうとOBとなる。 隣のホールにボール飛んでいってしまってホール(コース)を出てしまったとしても、境目に白杭が無い場所であればセーフ。ボールが飛んで行きそうなところにOBはあります。 |
バンカー | 各ホールにつくってある罠。砂場のとこです。ここに入るとボールをちゃんと打つのが難しくなります。ボールが飛んでいきそうな所に作ってありますので罠です。 |
フェアウェイ | ホール(コース)の真ん中の綺麗に芝が刈ってある場所。ボールをクリーンに打つ事ができます。 |
ラフ | フェアウェイの両サイドの草がボーボーの所。ボールが草の中に埋まってしまったりして、ボールをクリーンに打つ事が難しくなり、スピンがかからなくなったり、飛び過ぎてしまったり、距離などの計算が狂ってきますのでショットが難しくなります。 |
アゲインスト | アゲとるな~!とか言います。向かい風の事です。ボールを打つ方向から吹いていますので、逆風でボールが飛ばなくなって距離をショートしたりします。 |
フォロー | フォロってますな~!とか言います。追い風の事です。ボールを打つ方向に風が吹いていますので、風に乗って距離が出ます。飛び過ぎてしまうので、一つか二つ下の距離のクラブに変えるなどの対策が必要です。ドライバーを打つ時にフォローだったら最高ですが、曲がってしまったらそのまま風に乗ってサヨウナラとなってしまいます。 |
カップ | 穴の事。グリーンに切ってある穴(カップ)。旗が立っている。 |
ピン | 穴に立っている旗の事。 |
グリーン | 綺麗に芝が整備されていて、ゴールの穴がある所。パターをやる所。一段と緑が綺麗な所。 |
ホール | コースの事。18番ホールなどと言ったりする。 |
ニギる | お金を掛けて勝負する事。 |
スクラッチ | ハンデ無しで勝負する事。 |
19番ホール |
ゴルフデートの後に女性を誘う際に使うオヤジギャグ。 例:「 この後19番ホール行こか~? 」 |
スライス |
右打ちの人がボールを打った時に、ボールが右に曲がる事をスライスという。 曲がり幅が少ないとフェードと言う。打った瞬間に右に曲がるボールをシャンクと言う。 |
フック |
右打ちの人がボールを打った時に、ボールが左に曲がる事をフックという。 曲がり幅が少ないとドローと言う。打った瞬間に左に曲がるボールをチーピンと言う。 |
ハンデ | それぞれのプレイヤーはみんな技量が違います。年齢、体格、性別なども違います。ゲームに公平さを保つ為にハンデと言うのがあります!例えば、平均スコア80打の人と100打の人とでは20打の差があります。競い合っても勝敗は目に見えてしまってますので、平均100打の人にマイナス18打のハンデをあげたりします。これで両者の平均打数の差は2打になり、公平な勝負になる事となります。仲間内のラウンドだとハンデを適当に決めたりしますが、公式のハンディキャップを取得すれば、より正確な自分の平均打数が分かります。 |
シングル | 平均でプラス9打以内でホールアウトするプレイヤーの事をシングルプレイヤーと言います。(平均81打以内でホールアウト)、めちゃくちゃ上手い人です。さらに平均プラス5打以内だと片手シングルと言います。(平均77打以内でホールアウト)、セミプロみたいな感じです。そーとーカッコイイです!! |
スクラッチプレイヤー | ハンデ0の人。平均で+-0打で上がる人。平均0打(72打)という事は、何回かは72打以下でホールアウトする事もあるという事。もはやプロです。プロゴルファーはみんなスクラッチプレイヤーです。 |
アベレージゴルファー | 平均で85~99打でホールアウトする人。アマチュアゴルファーの中で最も多い層です。100打を切るのが一つの目安で、100打を切るとまあまあだなと思われます。初心者だと100打を切るのが最初の関門です。ある程度、自分のゴルフを組み立てれないと100打は切れません。 |
INスタート・OUTスタート |
ゴルフコースはクラブハウスから一番近い所に1番ホール、18番ホールがあります。半分で区切って、1~9番をアウトコース、10~18番をインコースと呼びます。 1番ホールからスタートして2~8番と回ってきて9番ホールでハーフ終了で昼飯、 後半は10番からスタートして11~17番と回ってきて最後18番で終了って感じになります。クラブハウスからスタートして、またクラブハウスに戻ってくるっていう作りになっています。1番からスタートするとクラブハウスから遠ざかって行く事になるのでOUTって言います。10番からスタートすれば18番に向かってきてクラブハウスに近づいてくることになるのでINっていいます。 前半が10番からスタートで後半が1番からっていうパターンもありますのでINスタートとOUTスタートという言葉があるのです。 |
ゴルフクラブ |
ウッド、アイアン、ウェッジ、パターの14本からなる。 だいたいの基本の14本の内訳は、ドライバー、スプーン、クリーク、ユーティリティ、アイアン4番~9番、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ2本、パター。。。。こんな感じです。ドライバーが一番長くて一番飛距離が出るクラブで、スプーン、クリークと、どんどん短くなって飛距離が落ちていきます。飛距離が落ちていく代わりにボールの方向性や操作性が良くなっていき、ボールも高く上がるようになります。どのホールの、どの場面でも、14本のどのクラブを使ってもオッケーです。 |
《それぞれのクラブ解説》
ドライバー | 一番長くて一番飛ばせるクラブ。1打目に使われて、主にティーショットで使われる。アマチュア男子の平均飛距離は220~240ヤード。海外のトッププロともなると平均320ヤード |
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3番ウッド | 二番目に長いクラブ。ドライバーより短いので、ドライバーよりも多少操作性に優れていて、ティーショット時にボールを曲げたくない時や飛距離を落としたい時、パー5のロングコースの2打目などに使用されるクラブ。「 スプーン 」とも呼ばれる。アマチュア男子の平均飛距離は200~220ヤード。トッププロともなると280~310ヤード |
4番ウッド | 四番目に長いクラブ。「 バフィ 」とも呼ばれます。 |
5番ウッド | 五番目に長いクラブ。クリークとも呼ばれます。 |
ユーティリティ | ウッドとアイアンの良い所取りをしたクラブ。打ち易くて球も上がりやすい。 |
アイアン |
裏側に番号が書いてある鉄のクラブ。主に3~9番まであり、打ちたい距離によって使い分ける。番号が小さいほど距離が出てボールが上がりにくいです。
9番がいちばん短くて飛ばないが、ボールが一番高く上がります。ボールが高く上がるという事は、落ちてからボールが止まり易いので、グリーンに乗せやすいです。 |
ウェッジ | アイアンの一種。ピッチングウェッジ(P)、アプローチウェッジ(A)、サンドウェッジ(S)があります。短くてボールが上がりやすいクラブです。短い距離でホール(穴)に寄せるショットやアプローチ、グリーン周りのバンカーからのショット時に使います。 |
パター | グリーン上で転がして穴にボールを入れる際に使うクラブ。 |